この記事ではWordpressサイトを高速化するための方法についてできるだけわかりやすく紹介していきます。
1. 画像最適化
ウェブサイトの画像は、ページの読み込み速度に大きく影響します。以下の手順で画像を最適化してみてください。
- フォーマット選択: JPEGは写真やカラフルな画像に適しており、PNGは透明度が必要な場合に選ばれます。
- 圧縮: 画像圧縮ツール(例: TinyPNG、Optimizillaなど)を使用して、画質を損なわずにファイルサイズを削減します。
- レスポンシブ画像: HTMLの
<img>
タグでsrcset
属性を使用して、異なるデバイスサイズに適切な解像度の画像を提供します。
2. キャッシングの活用
ウェブページの再読み込みを削減し、速度を向上させるために、以下の手順を実行します。
- ブラウザキャッシュ: 静的なリソース(CSS、JavaScript、画像など)のキャッシュ設定を有効にします。これにより、ユーザーがウェブサイトを再訪問した際に、ブラウザがキャッシュされたコンテンツを使用して表示することができます。
- サーバーキャッシュ: WordPressのキャッシュプラグイン(例: W3 Total Cache、WP Super Cache)を使用して、動的なコンテンツのキャッシュを作成します。これにより、ページ生成時間が大幅に短縮されます。
W3 Total Cacheの利用方法については後日まとめる予定なので、ぜひご覧ください!
3. ファイルの圧縮
CSSとJavaScriptファイルを最適化してページの読み込みを高速化することもできます。
- ファイルの圧縮: CSSとJavaScriptファイル内の余分な空白やコメントを削除してファイルサイズを削減します。Autoptimizeを利用すると、簡単にファイルの圧縮が可能です
Autoptimizeの利用方法については後日まとめる予定なので、ぜひご覧ください!
4. CDNの導入
もしも、ウェブサイトのアクセスが増加してきて、サーバーに負荷がかかって、サーバーの読み込みが遅くなってきた場合には、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を活用して、コンテンツを最適な場所から配信すると、ページの読み込みが改善されるかもしれません。
- 静的コンテンツのキャッシュ: CDNはウェブサイトの静的なコンテンツ(画像、スタイルシート、スクリプト)を高速なサーバーにキャッシュすることで、ユーザーへの配信を高速化します。
5. レンダリングの最適化
ウェブページの読み込みと表示を向上させるために、以下の手順を考慮します。
- 非同期読み込み: JavaScriptの非同期読み込みを使用して、ページ読み込みを妨げないようにします。また、遅延読み込みを実装して、ページの初期表示を最適化します。
- クリティカルCSS: ページの初期表示に必要な最小限のCSSをインラインで埋め込むことで、ブラウザがコンテンツを素早く表示できるようにします。
6. 高速なレンタルサーバーを選択する
高速なウェブホスティングサービスを選ぶことが、サイトの速度向上に重要です。
レンタルサーバーサービスを選ぶ場合、以下の項目を確認してから契約すると
- SSDストレージ: ウェブサイトのファイルやデータを高速に読み込むために、SSDストレージを使用するレンタルサーバーを選びましょう。HDDを利用しているレンタルサーバーを利用するより、SSDを利用しているサーバーを利用した方がとても高速にページを読み込むことができます。
- 高性能サーバー: パフォーマンスの高いサーバーを提供するホスティングプロバイダーを選んでください。
おすすめのレンタルサーバーについては以下の記事にまとめたので、ぜひご覧ください。
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まとめ
今回はWordpressを利用したサイトの最適化方法についてまとめてみました!
WordPressは様々な機能があるため、多くのファイルを使ってページの読み込みを行っています。
このサイトでは、Wordpressなどでブログを作る際に役立つ情報などを発信しているので、気になった方は、ぜひご覧ください!